赤ちゃんの下痢の見分け方と原因!便が緑や黄色でも大丈夫?
赤ちゃんの便通トラブルって様々ですが、その中でも下痢をすると「何か病気かも!?」と不安になりますよね。
赤ちゃんの下痢にも急性のものや慢性のものなど、種類は様々です。
そんな時の受診の目安や赤ちゃんの下痢の見分け方や下痢の原因そして便の色が緑色や黄色でも大丈夫なのかを今のうちに頭に入れておきましょう。
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赤ちゃんの下痢は様子見?病院?大事な見分け方!
赤ちゃんの下痢、と言っても、月齢の低い赤ちゃんの場合は軟便である事がほとんどですよね。
特に母乳の赤ちゃんに関してはうんちも軟らかいし、回数も多いのが普通です。
下痢の定義としては、
- 明らかな水便
- 1日に6回以上の便通
となりますが、新生児期の赤ちゃんに至っては1日6回うんちをしても不思議ではありません。
なので、発熱や嘔吐も症状として出ておらず、赤ちゃんの機嫌もよければそんなに心配する必要はありません。
では、どうやって危険な下痢を見分ければいいのかというと、便の色が重要になってきます。
下痢ではない場合でも、赤ちゃんの便の色は健康のバロメーターとなっているので、毎回チェックするようにして下さいね。
特に、白色、黒色、赤色の便、下痢の場合は受診が必要です。
赤ちゃんの下痢の原因とは?
基本的に、母乳の赤ちゃんの下痢は母乳に含まれているビフィズス菌が原因とされています。
これは、赤ちゃんの腸内でビフィズス菌がしっかり働いている証拠なので、便の色が明らかにいつもと違う場合を除いて全く心配はいりません。
ミルクの赤ちゃんの場合は、母乳の赤ちゃんと比べると普段の便の回数も少なめですよね。
ミルクの成分を確認!
その中で、いつもより便の回数が多いな…軟らかいな…と感じた場合は、まずはミルクの成分を確認して下さい。
成分の中に乳糖が入っていると、それが原因で下痢を起こしている可能性もあります。
その場合は、ミルクを他のものに代えることによって下痢の改善に繋がるかもしれません。
風邪薬が関係していることも!
もう1つ、赤ちゃんの下痢の原因として抗生剤があげられます。
風邪をひいて病院へ行くと、抗生剤が処方される事が多いですよね。
薬剤師の方から説明があるかとは思いますが、抗生剤を飲むと一時的に下痢をしやすくなります。
その場合は、抗生剤を飲み終わると自然に普段の便の状態へ戻るので心配はいりません。
赤ちゃんの下痢が緑色!これって大丈夫?
赤ちゃんのうんちって、初めて見たとき驚きませんでしたか?
大人とは全く違う色のうんちですよね。
大人がいろいろなものを口にするのに比べて、新生児期、乳児期の赤ちゃんは基本的に母乳やミルクのみ。
なので、大人のような茶色のうんちではなく、黄色や黄土色、または緑色のうんちが基本です。
でも、この緑色で下痢…となると、「大丈夫!?」と不安になりますよね。
結論から言えば、緑色の下痢は心配いりません!
これは、ビリルビンという成分がお腹の中で酸化、又はオムツの中で空気に触れて酸化する事によって、緑色に変化するんです。
但し、新生児期にあまりにも緑色のうんちが続く場合は「黄疸」が出ている可能性もあります。
黄疸は顔が黄色くなるので、顔色をチェックして当てはまるようであれば受診して下さいね。
赤ちゃんの下痢が黄色に!受診?それとも様子見で大丈夫?
緑色のうんちが基本的に心配いらないことは分かったけど、じゃあ黄色の下痢は大丈夫なの?
と、色が変わるとまた不安になりますよね。
これについては上でも記述した通り、赤ちゃんのうんちは黄色、黄土色が基本です!
なので、これらの色の下痢の場合は心配しなくて大丈夫です。
でも、注意したいのが黄色ではなくて白に近い色だった場合です。
光の加減によって黄色に見えてしまう場合もありますが、白色のうんちは要注意。
白色の便は、固い場合も下痢の場合も、ウイルスに感染している可能性があるので必ず受診するようにして下さい。
まとめ
基本的に、母乳やミルクを飲んでいる赤ちゃんの便は緩めです。
発熱や嘔吐等、他に症状がない場合は自宅で様子を見ましょう。
但し、便の色が白色、赤色、黒色の場合は受診が必要なので、毎回チェックするようにして下さいね。
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