産後の肥立ちとは?帝王切開や二人目の出産の肥立ちについて

産後の肥立ち

産後の肥立ちに影響するので出産後はしばらくはあまり無理をせずに安静に過ごししたほうがいいという話を聞きますよね。

もちろん出産後は育児や家事でなかなか安静にすることは難しいもの。

しかし、あまり無理をしてしまうと母体にいろいろな悪影響が起きてしまうというのも事実です。

では、産後の肥立ちとはそもそもどのようなものなのでしょうか?

そして、

  • 帝王切開で出産をしたとき
  • 2人目以降の出産

の際の産後の肥立ちはまた違うものなのでしょうか?

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産後の肥立ちとは?

そもそも産後の肥立ちというのは、妊娠で大きく変化したからだが出産を終えて妊娠前の状態に回復するまでのことを言います。

この間に、悪露が次第に収まってきたり、子宮復古やその時に起こる後陣痛などが起こります。

期間的には「産褥期(さんじょくき)」といわれ、だいたい産後6~8か月くらいまでのことを言います。

帝王切開で出産した時の産後の肥立ちは?

最近では高齢出産の人も増え、さらに産院でも出産に対して慎重になっているため、帝王切開で出産をするケースが増えています。

しかし、帝王切開で出産をすると、産後の肥立ちが遅くなるといわれていますよね。

通常分娩でも、帝王切開でも出産する際の母体にかかる負担は同じです。

しかし、帝王切開の場合、直接組織を傷つけることになるので、その傷が治るまでに時間がかかるということでそれが産後の肥立ちが遅れるということにつながっていると考えられているようです。

確かに、帝王切開の傷口というのはなかなか治りにくいもの。

もちろん術後の生活にも気を配る必要になります。

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同じ出産でも直接腹部や子宮を傷つけてしまう帝王切開は、やはり通常分娩よりもより安静にしておくに越したことはないのです。

産後の肥立ち、二人目は?

二人目を出産した時の産後の肥立ちは一般的に一人目よりもよくないといわれています。

その理由は、身体の問題ではなく生活環境の問題が大きいようです。

一人目の出産の場合は生まれた子だけの育児に集中することはできますが二人目の場合は上の子の面倒を見ながら生まれた子の育児をしなければいけないのでどうしても無理をしがち。

それでもできれば二人目の出産後も赤ちゃんのお世話以外はママも体を休めることが大切で、あとは周りの家族などに協力を仰ぐことも必要になってきます。

しかし、上の子の年齢によっては、

  • 赤ちゃん返りをしてしまう
  • 今まで以上に手がかかってしまう

などのことも少なくないのでさらにママに負担がかかり産後の肥立ちが遅くなってしまうというケースが少なくないようです。

そして、もちろん赤ちゃんの育児も大切ですが、なるべく上の子の話もしっかりと聞いてあげることも大切になってきます。

二人目の出産後というのは一人目と比べるとどうしても無理をしがちなので、周りの家族などの協力も仰いでなるべく安静に過ごすようにしましょう。

まとめ

産後の肥立ち、出産後というのはママは身体が妊娠前に戻るまでは安静にするということが大切だといいますよね。

あまり産後に無理をしてしまうとその時は大丈夫でもあと後になってからいろいろな問題が出てきてしまうということもあります。

昔は産後の肥立ちが悪く、命を落としてしまうというママも少なくなかったようです。

といっても、産後というのは育児に家事にとなかなか安静というわけにはいきませんし、二人目の出産の場合はさらに上の子の育児もしなくてはいけませんよね。

帝王切開での出産の場合も、直接お腹に傷つけてしまっているわけですからさらに安静が必要です。

どうしても自分だけでは難しいという場合には、無理をせずに周りの人や家族に協力を仰ぐようにしましょう。

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