子供が塾に行きたくない辞めたいと言うときの対策方法14選!
子供が塾に行きたくない!辞めた!いと言い始めて言うことを聞かない時はどうしたらいいのか困ってしまいますよね!
塾というのは学校で勉強をしてきてさらに勉強をする場所です。
その為、勉強が好きではない子は「塾に行きたくない」と思うのも自然のことだと思います。
ではもしも子供が塾に行きたくない、辞めたいと言い出したらどうすればいいのでしょうか?
ここではそんなとき塾に行かせる対策方法をいろいろ紹介していきますので困ったときの参考にしていただきたいと思います。
目次
- 1. 安易に塾を変えない
- 2. 本当にその塾がいい塾なのか?を見極める
- 3. その塾が子供のレベルにあっているかどうか?を調べる
- 4. 簡単に塾を休ませない
- 5. 塾に行く理由を子供と考えてみる
- 6. 子供とコミュニケーションをとる
- 7. 塾以外の勉強方法を考えてみる
- 8. 行きたくない理由を聞いてみる
- 9. 他のお友達と比較しない
- 10. 塾の先生に相談して励ましてもらうようにする
- 11. やめた時のメリットとデメリットを子供と考える
- 12. いったん休学してみる
- 13. 自由な時間や息抜きの時間を増やす
- 14. 塾でいじめなどの問題がないか見極めてみる
- 15. まとめ
【PR】スポンサードリンク
安易に塾を変えない
子供が塾に行きたくないと言い出したら、その理由を塾そのものと考えて、塾をやめさせ、別の塾に行かせるという方がいます。
しかし、そんな子供に多く共通しているのは、
- 「勉強ができない」
- 「塾に通っていても成績が上がらない」
ということ。
つまり塾に通っている本人が勉強に対してやる気がないのです。
本人のやる気がなければいくら良い塾に行っても授業に集中することが出来ていないので成績が上がるわけがありませんよね。
それを塾側の責任として、他の塾を転々としてもその子の成績が上がるわけはないということは容易にわかると思います。
もちろん、本当に塾側に問題があるということであれば別ですが、本当に塾での勉強に集中していれば、成績は上がっていくものです。
もしも子供が塾をやめたいと言い出しても、安易に塾を変えるということはせずに、今通っているところで頑張ってもらいましょう。
本当にその塾がいい塾なのか?を見極める
今は特に中学受験を希望していなくても小学生から塾に通っている子も少なくありませんよね。
その為、たくさんの学習塾があります。
もちろん学習塾には個別指導や大人数で授業を受けるタイプなど、たくさんの種類がありますし、授業方針も違ってきます。
そして、残念ですが、塾にはどうしても「良い塾」「悪い塾」というものがないとは言い切れません。
良い塾とは?
例えば、良い塾は先生もしっかりとしていますし、授業体制もはっきりとしています。
教室にも参考書など使いたいときにいつでも使えるようにたくさん備えてあるところもありますし、授業自体が面白いというところもあります。
つまり、子供が勉強を受けやすい環境が整ってるといえるのです。
悪い塾とは?
逆に悪い学習塾の場合には、授業に面白みがなく生徒が勉強に集中しない、その為生徒の入れ替わりが激しい、教材に問題があるなどマイナス面が多く見られます。
もしも子供が塾に行きたくないという場合には、本当にその塾が子供に有効な塾かどうか、見極めるということも大切になってきます。
その塾が子供のレベルにあっているかどうか?を調べる
子供が塾に行きたくないという理由の一つとして、その塾のレベルがその子にあっていないという可能性があります。
特に教室で大人数で授業をするタイプの塾では、その子のペースとは関係なしにどんどん授業は進んで行ってしまいます。
そうなると、そのペースについていけない子は、どんどん授業の内容がわからなくなってしまいますよね。
学校の授業を補うために塾に通っているのに、その塾のペースにもついていけないとなると、なぜ塾に通っているのか意味がなくなってしまいます。
極端に言ってしまえば、学校の授業についていけないから塾に通い、その塾の授業についていけないからさらに別の塾に通うなんいうことにもなりかねないんです。
一言に塾といっても、様々なレベルがありますよね。
基礎からその子がわかるまでしっかりと教えてくれるところもあれば、どんどんと先に先に進んで行ってしまうところもあるでしょう。
もちろんその塾がその子のレベルにあっていればいいのですが、レベルが合わないと塾でも授業が分からなくなり、結局は「行きたくない」ということになってしまうのです。
もしも塾のレベルがその子にあっていないのであれば、あっている塾の方に変えるというのも一つの方法です。
簡単に塾を休ませない
子供というのは、塾に通っていると時々「休みたい」ということがあるのではないでしょうか?
もちろん体調が悪いということもあるかもしれませんが、特に理由がなく
- 「だるい」
- 「面倒」
- 「遊びたい」
という理由で休みたいという子もいると思います。
塾は学校のように義務で行くのではなく、学校の勉強の内容をより理解するために通うものです。
その為、子供も別に無理に行かなくてもいい、休みたいという甘えの心が芽生えてしまうのは当然のことです。
しかし、ここで子供の言葉をそのまま受け止めて塾を休ませてはいけません。
休ませてしまうと、子供の方も
- 「言えば休ませてくれる」
- 「無理していかなくてもいいんだ」
とさらに甘えの心が芽生えてしまいます。
それに、個別指導の塾ならともかく、大人数で授業を受けるタイプの塾では、学校と同じように1日休んでしまえばその分授業に遅れが出てしまいます。
それを繰り返すことによって、塾での授業についていけなくなり、結果塾をやめたいということにつながっていくのです。
折角塾に通わせているのですから、学校と同じように極力休ませないということはとても大切なことなのです。
塾に行く理由を子供と考えてみる
お子さんが塾に通う理由というのは何ですか?
きっとその家庭によってさまざまだと思います。
例えば、先々の高校受験を見据えていたり、中学受験をさせたい、学校の授業についていけないなどその人によって理由があると思います。
つまり、その子にとって必要だから塾に通っているというわけですよね。
もしも子供が自主的に塾に通いたいといって塾に通わせているのであれば、親子で塾に通う理由を考えてみてください。
- 「学校で良い成績を取りたい」
- 「志望校に合格したい」
など、明確な目標を示してあげるのです。
そうすることで、塾でしっかりと頑張ればその目標に近づくことができるということがわかると思います。
ただダラダラと塾に行っているだけではせっかくの勉強も身に着けることは難しいでしょう。
しかし、きちんと目標があればそれに向かって頑張れるものです。
ぜひ親子でなぜ塾に通うのか、塾に通うことでどのような将来が待っているのかなどを考えてみてください。
子供とコミュニケーションをとる
親子のコミュニケーションというのは普段の生活の中で特に大切なものですよね。
実は子供が勉強が好きかどうか、というのは親とのコミュニケーションも深く関係しているんです。
しかし、夫婦が共働きをしていたり、片親だったりすると、時間を割いて子供とコミュニケーションをとるというのも難しいものですよね。
親とのコミュニケーションが取れている子
普段からしっかりと親とのコミュニケーションが取れている子というのは、自分をしっかりと持っていて、好奇心旺盛な子が多いものです。
つまり、勉強に対しても興味を持ち、学ぶ楽しさというのを自然とわかっているものなのです。
親とのコミュニケーションが取れていない子
しかし、逆にコミュニケーションが取れていないと、自分に自信のない子が育つ傾向にあるようです。
もしも子供が勉強が嫌い、塾に通っていても行きたくないという場合には、なるべく親子のコミュニケーションをとるようにしてみてください。
そして子供が悩んでいるようであれば、きちんと勉強がしやすい環境を整えてあげるというのも一つの方法です。
塾以外の勉強方法を考えてみる
自分の子供の頃を思い出してもらえばわかるよう、子供というのは基本的には勉強が好きという子は「まれ」です。
その為、勉強をさせるために塾に通わせることがよいと考えている人は多いと思います。
しかし、塾に通うことだけが勉強ではありませんよね。
塾以外にもたくさんの勉強方法があると思います。
例えば、
- 通信教育を受けてみたり
- 家庭教師に来てもらって勉強をしてみる
など。
最近では
- インターネットを利用して格安で授業を受けることができる
なんていうサービスも増えてきています。
塾というのは、どうしてもその場に行かなくてはいけないので、子供にとっても足を向けるのは大変ですし、その交通時間だけでも時間を取られてしまいます。
その子に向いている勉強スタイルは実に様々です。
塾以外にもさまざまな勉強方法があり、そちらの方が子供に向いている、勉強がしやすいということもあるかもしれません。
子供と話し合ってみて、思い切って別の勉強方法を考えてみるのも一つの方法です。
塾に行きたくない理由を聞いてみる
もしも子供が塾をやめたいと言い出したら、その理由を思い切って聞いてみてはいかがですか?
ほとんどの子供は、特に理由はなく、
- 行くのが面倒
- 大変
- 自由な時間が欲しい
などというのではないでしょうか?
もちろん、時には
- 授業についていけない
- 先生が嫌い
- 友達が合わない
などという問題もあると思います。
子供が塾に行きたくない、辞めたいというのであれば、辞めさせた方がいいのではと思ってしまう人もいると思います。
しかし、折角教材をそろえたりしているのですから、途中でやめてしまうのももったいないですよね。
まずは、なぜ辞めたいのかを子供と話し合い、
- それで本当にやめた方がいいのか?
- 我慢をして頑張ったほうがいいのか?
をしっかりと考えるということも大切です。
他のお友達と比較しない
塾に入るきっかけの一つとして、仲の良いお友達が通っているから、お友達と一緒に通いたいからというものもあると思います。
塾に入るきっかけは特に何でもよいと思います。
要は、塾に入った後しっかりとその塾で成績を向上していけるかどうかということだと思います。
しかし、中にはお友達と一緒に塾に入ったけど、授業がつまらない、大変だ、ついていけないなどと様々な理由で辞めたいということもあると思います。
その時に決して他のお友達と比べてはいけません。
- 「○○ちゃんは塾に行って成績が上がっているんじゃない?」
- 「○○君は一生懸命塾に行っているのに何であなたは頑張れないの?」
そんなことを言われてしまえば、子供はさらに行きたくなくなるのではないでしょうか?
その塾が合うか合わないかというのはその子次第だと思います。
もちろん仲のいいお友達と一緒に塾に行って、一緒に通ってお互い頑張って勉強をするというのはとてもいいことだと思います。
しかし、そのお友達と比較をするのはやめましょう。
折角のわずかなやる気も一気に失ってしまう原因ともなりかねませんよ。
塾の先生に相談して励ましてもらうようにする
子供が塾をやめたいといっているのであれば、一度塾に相談するというのも一つの方法です。
塾の方でも、今までにそういった子をたくさん見てきているのだと思います。
先生に直接励まされることでやる気になる!
もちろん、その子によってやる気スイッチというものは違いますが、
- 先生に直接励まされることでやる気になる
- 今まで頑張っていることを認められていると感じる
という子はたくさんいると思います。
塾側に相談し、直接先生から励ましてもらえるようにお願いすれば、対応してくれるところも多いと思います。
ぜひ思い切って塾に子供が辞めたいといっているということを相談してみましょう。
塾をやめた時のメリットとデメリットを子供と考える
子供が塾に通っているということは、何らかのメリットを求めているからですよね。
例えば、志望校に合格したい、今よりも成績を上げたいなど、様々な理由があると思います。
塾をやめるということは、その思いを志半ばにしてあきらめてしまう!可能性を減らしてしまう!ということになるでしょう。
もちろん子供の方も塾をやめたいというにはそれなりに理由があります。
それは、自由な時間が増える、塾で大変な思いをしなくてもよくなる、友達との時間が増えるなど様々なものがあると思います。
もしも子供が塾をやめたいと言い出したら、塾をやめた時のメリットとデメリットを考えてみてください。
塾をやめた時のデメリットを考えてみる!
そうすれば、本当にやめていいのかどうかおのずと見えてくるのではないでしょうか?
ぜひお子さんと、塾をやめてしまうとどうなるのか、先を見据えて考えてみてください。
塾をいったん休学してみる
もしも子供が塾をやめたいと言い出したら、そのまますっぱりとやめてしまうというのも一つの方法です。
しかし、子供が塾をやめたいというのは、一時的なこともあるのです。
その時は塾をやめたいといっていても、辞めてしばらくたったらまた行きたいと思う子も少なくないようです。
塾をやめるというのではなく休学してみる!
そんな時には、塾をやめるというのではなく、休学という形をとってみてはいかがですか?
休学の期間はその子に合わせて構わないと思います。
1ヶ月だけお休みしてみるのもいいですし、数か月間お休みさせるのもいいと思います。
塾の方に訳を話して休学を申し出れば、多くの場合には対応してもらえると思います。
塾に通うということは、学校で勉強してさらに勉強をしなくてはいけないため、子供にとってはとても大変なことです。
時には休養も必要なのではないでしょうか?
そしてある程度休養することが出来ればまた塾に行きたくなるということもあります。
とりあえず、塾を辞めずに休学をするという選択肢もあるということを覚えておくといいかもしれません。
自由な時間や息抜きの時間を増やす
今の子供というのは昔と比べるととても忙しいようです。
アンケートの中でも、小学生低学年の子供でも実に半数以上が毎日が「忙しい」と感じているようです。
毎日の学校に加えて宿題や習い事、塾など、お友達と遊んだり、息つく暇もないほど子供は頑張っているのです。
その中で、学校で勉強をして、帰ってきてから今度は塾で勉強というのは本当に大変なものですよね。
もしも子供が塾をやめたいというのであれば、子供の自由な時間や息抜きの時間を増やしてあげてみてはいかがですか?
オンの時間とオフの時間を明確にすることで勉強に集中!
例えば、別の習い事をやめたり、ペースを落とすなどして時間は作れると思います。
子供でも、オンの時間とオフの時間を明確にすることで、より勉強にも集中できるのです。
ぜひ、勉強や習い事など大変な時間だけではなく、子供自身がゆっくりとできる時間を増やしてあげてください。
塾でいじめなどの問題がないか見極めてみる
学校と同じように塾に行きたくない理由の中には、友人関係や先生が嫌だなどという理由もあります。
時には塾でいじめを受けるなんていうこともあるようです。
そんな場合にはもちろん無理をしてその塾に通わせる必要はありません。
勉強が嫌いになるだけでなく、様々な問題が発生してくる可能性があるのです。
もしも子供が塾をやめたいと言い出したら、場合によってはそのようなことも視野に入れて理由を見極めてあげてください。
まとめ
子供が塾に行きたくないということには必ず理由があります。
もちろん大した理由がないということもありますが、逆に子供なりに深刻な問題を抱えていることもあります。
大切なのは、もしも子供が塾に着たくないといってきても頭ごなしに否定をしないことです!
なぜ塾をやめたいのか、理由などをしっかりと考えてから答えを出しても遅くないと思いますよ。
ぜひ子供が塾をやめたいと言い出したら、子供と相談をしてみて本当にやめた方がいいのか、それともつづけた方がいいのかをしっかりと見極めてあげてください。