子供の喘息の原因や症状

子供の喘息の原因には、どんなことが考えられるのでしょうか？

また子供の喘息の症状とはどんなものなのでしょうか？

子供が喘息になってしまったときの対処方法にはどのようなものがあるのかも確認していきましょう。

子供が風邪で咳をしていることはそう珍しくはありませんよね。

しかし、咳がなかなか収まらずに、咳の時に喉がぜーぜーしている場合には、小児喘息にかかっていることが考えられます。

小児喘息というと、とても大変な病気というイメージがありますが、よくわからない！どうしたらいいのか？困ってしまうと思います。

今回はそんな子供の喘息「小児喘息」の原因や症状、そして対処法について紹介していきたいと思います。

目次
• 子供の喘息の原因とは？
• 子供の喘息の症状とは？
• 子供の喘息の対処法とは？
• まとめ

子供の喘息の原因とは？

子供の咳がなかなか止まらず、しかも咳の間に喉がぜーぜーとかヒューヒューとかいっていませんか？

そんな時には喘息にかかっている可能性があります。

特に子供の頃の喘息のことを「小児喘息」と言いますが、なぜ小児喘息にかかってしまうのでしょうか？

アレルギーが原因の子供の小児喘息

小児喘息の原因として一番多いのが「アレルギー」です。

子供の中には生まれつきの「アレルギー体質」という子もいますよね。

そういうこの場合、普通の子と違ってアレルゲンに対する反応が過敏になり、アレルゲンがきっかけで喘息になる可能性があります。

例えば、

などが原因として挙げられます。

ただ、その子によって敏感なアレルゲンは違ってきます。

遺伝が原因の子供の小児喘息

次に考えられる子供の小児喘息の原因は遺伝です。

などに喘息を持っている人がいると、遺伝する確率があります。

さらに両親が喘息持ちの場合、子供が喘息になる確率は３倍から５倍ともいわれています。

子供の喘息の症状とは？

子供の喘息の症状とはどんなもの？

次に子供の喘息の症状を見ていきたいとも思います。

子供の喘息の症状は、最初はただの咳と勘違いしがちでわかりにくいものでもあります。

しかし、喘息は気管支に慢性的な炎症が起こり、気道過敏性により気管支が狭くなることで起こります。

その為、

たんが増えて呼吸が苦しくなって、咳の間に喉が

と聞こえるようになります。

もちろん小児喘息の症状として、咳が止まらなくなるというものもあります。

しかしこの場合、咳喘息と言って喘息とは違う症状の場合もあるので、わからない場合には医療機関を受診するようにすると安心ですよ。

子供の喘息の対処法とは？

では、子供が喘息になってしまったらどう対処すればいいのでしょうか？

まずは、少しでも喘息を疑われる症状が現れたらすぐに病院にかかることが大切です。

子供が喘息と思ったら病院へ

病院にかかると薬を使って症状をコントロールすることによって発作を起こりにくくさせ、治療していくことになります。

しかし、中にはちょっと症状が良くなったからといって勝手に通院をやめてしまう人がいます。

途中で治療をやめてしまうと、ぶり返してさらに症状がひどくなることもあるので絶対に完治するまで治療を続けましょう。

子供が喘息の発作を起こしたときの対処法

では、子供が喘息の発作を起こしたらどうすればいいのでしょうか？

気持ちを落ち着かせる

まず大切なのは、親が落ち着いて対処することです。

対処が遅れることによって、深刻な症状になってしまうこともあります。

まず必要なのは、医師から処方された吸入薬を使用します。

吸入薬によってほとんどの発作は抑えることが出来ます。

その為、いつ発作が起きても大丈夫なようにいつでも持ち歩くようにしましょう。

速やかに病院へ

そして、吸入薬でも発作が収まらない場合には、速やかに病院に行きましょう。

発作を放置すると窒息してしまうことがあります。

特に子供の場合、症状が急変することもあるので、救急車を呼ぶようにしましょう。

まとめ

子供の喘息というのはその子によって症状が軽い子もいますし逆に重い子もいます。

まず喘息が疑われる場合には速やかに医者にかかり、治療を受けるようにします。

そして、治療中はいつ発作が起きるかわからないので、常に対応できるように吸入薬を持ち歩くようにし、もしも症状が悪化した場合などは速やかに病院にかかるようにする必要があります。

喘息は一度かかるとゆっくりと治していく必要があります。

自分で症状を安易に見ずに、医師から完治を告げられるまでしっかりと治療を受けましょう。