母乳育児に良い食事とは?母乳で育てるメリットとデメリットは?
母乳育児に良い食事とはどのような食べ物なのでしょうか?
また母乳育児のメリットやデメリッにはどのようなことがあるのでしょうか?
赤ちゃんの成長にかかせない栄養を与えるために確認しておきましょう!
ほとんどのママが赤ちゃんを母乳で育てようとしますよね。
母乳で育児をするとなると赤ちゃんに栄養をたっぷり与えるために自分自身も食べ物に気を配りたいと思うのは当然です。
では実際に母乳育児をするときはどんな食事をしてどんな栄養を摂ればいいのでしょうか。
また母乳育児をすることは赤ちゃんにどんなメリットがあるのでしょうか?
そして逆にどんなデメリットがあるのでしょうか。
母乳育児に関する気になることを確認してみましょう。
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目次
- 母乳育児に良い食事とは?
- 母乳育児のメリットとは?
- 母乳育児のデメリットとは?
- まとめ
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母乳育児に良い食事とは?
母乳というのはお母さんの血液から作られていますから、まずは原料となる血液の状態を良好に保つ工夫が必要なんです。
血液の栄養状態はお母さんの食生活が大きく反映されますから、大切な赤ちゃんの健全な発育のためにも気を配る必要があります!
母乳育児をするママに必要な1日あたりの総エネルギーは2500キロカロリーと言われていて、これは運動選手と同じ位必要なんです。
母乳で育てているママは体重が戻りやすいといわれるのも納得できますよね。
母乳育児に必要な栄養素とは?
母乳育児には、
- 良質なタンパク質
- ビタミン
- ミネラル
- 鉄分
- 葉酸
- 良質なタンパク質が安価で摂取できる牛乳は1日にカップ1~2杯、卵は1日1個は摂るといいです。
- 出産時の出血で失った鉄分を補うにはカキやレバー、ほうれん草などがおすすめ。
- 肉は脂身の少ない部位を選んだり、料理法があまり脂っこくないように工夫することも大切です。
- 緑黄色野菜や葉物をたくさん摂取すると母乳がさらっとしてつまりにくくなるということなのでお浸しや煮物にしてかさを減らすとたくさん食べられますね。
母乳の出があまり良くないと言われる方はけっこう水分をとる量が少ないという統計があるため、水分を多めにとることも大切。
どうしても食事で十分に補えない栄養素はサプリメントを利用して補うのがおすすめです!
母乳育児のメリットとは?
生まれてまもない赤ちゃんは母乳だけで毎日すくすくと成長していくことからもわかるように母乳には赤ちゃんの成長に必要な栄養素がくまなく含まれているすばらしいものだといえます。
母乳は疾患の起きにくい子に育つ!
消化器官のまだ未熟な赤ちゃんにとっても母乳は消化・吸収がしやすくアトピーやアレルギー疾患の起きにくい子に育つとも言われています。
母乳は病気やウイルスから守ってくれる!
母乳の中にはお母さんからの免疫物質も含まれているため、母乳で育てている間は病気やウイルスから守ってくれます。
母乳は突然死の発症リスクを軽減させる働きがある!
母乳には原因不明で産後まもない赤ちゃんが突然亡くなるという乳幼児突然死の発症リスクを軽減させる働きがあることも分かっています。
母乳育児は精神的な安心感を赤ちゃんに与える!
なんといっても粉ミルク育児と違う最大のメリットは、母乳はお母さんの身体に密着してじかにおっぱいを吸うということで精神的な安心感が赤ちゃんに得られ、親子のスキンシップの度合が大きいということです。
母乳育児は発達にもよい刺激を与える!
哺乳瓶で飲むよりもお母さんのおっぱいから母乳を吸う方が力が要りますから、顎の筋力もきたえられ、脳の発育や運動神経の発達にもよい刺激を与えるとも言われています。
母乳育児の方が粉ミルクに比べ経済的!
粉ミルクはけっこう高いですが、おっぱいなら無料なので経済的ですし、ママのダイエットのお手伝いにもなります。
母乳育児のデメリットとは?
母乳育児にはメリットだけでなく、デメリットもありますので順番にチェックしていきましょう。
母乳育児には体力が必要!
母乳は粉ミルクに比べて消化吸収がよく腹もちが悪いため授乳間隔が短いので赤ちゃんが頻繁に泣くたび母乳を与えなくてはなりませんから、ママの体力がいります。
それに夜間の頻回の授乳は特にしんどいですね。
母乳はママしかあげられない!
粉ミルクならばパパやおばあちゃんといったママ以外でも代理ができますが、母乳はママしかあげられないのでなかなか人に預けられません。
母乳育児中のママは身体の管理に気を配る必要がある!
母乳を与えている間は妊娠中に引き続きお酒を飲んだり、タバコをすったりはがまんしなければなりませんから、お酒の好きな方はしばらくの辛抱ですね。
また、飲み薬にも注意が必要ですから、授乳中なことを医師に伝える必要があります。
母乳育児にはトラブルも考えられる!
ミルクのようにどれだけ飲んだのか正確な量がわかりづらいということもありますし、頻繁に乳首を吸われることで乳首が切れてしまったり乳腺炎などを起こしてしまったりといったトラブルもよくあります。
個人的には、デメリットと思われることも多少はありますが母乳育児という貴重な体験をできるだけ経験していただきたいとおもいますね。
大変な時期はそれほど長くはないですから・・・。
まとめ
母乳育児はママにしかできない貴重な体験です。
それゆえにわが子に対する愛情もより深くなっていきます。
いろいろと大変な労力を必要としストレスを感じることもありますが赤ちゃんの顔を眺めていると幸せを感じることの方が大きな割合を占めるのではずではないでしょうか。
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