産後 生理

産後、育児中のママにとってちょっと気になるのが産後の生理の再開です。

生理の再開は人それぞれですが、だいたい産後８カ月で再開する人が７０％～８０％と一番多いようです。

ここではママの出産後の生理再開について話していきますね！

産後の生理はいつから始まるの？

生理というのは、もともと赤ちゃんを妊娠するための準備のようなものなので、もちろんですが妊娠とともに生理もなくなります。

そして、出産を終えるとともにまた再開するものなのです。

人によって生理の再開時期は違います。

早い人では産後１か月ほどで再開してしまう人もいれば、１年以上たっても再開しないという人もいるのです。

産後の生理がはじまりにくいと言われていること

ただ、いくつか生理再開の始まりにくいといわれていることがあります。

授乳中

一つは授乳中です。

授乳中は「プロラクチン」というホルモンが分泌され、このホルモンには排卵を抑える作用があるのです。

育児ストレス

もう一つは育児によるストレスです。

ママは出産を終えるとつきっきりで赤ちゃんの育児をしなくてはいけません。

これはかなりのストレスになり、ストレスが強くなるとホルモンバランスを崩してしまい、生理再開も遅れがちになってしまうこともあります。

産後の生理再開の兆候ってあるの？

産後の生理の兆候、人によって気づきやすいものと気づかずに始まったという人もいるようですね。

出産後というのはしばらく悪露が続きますよね。

悪露が終わってやれやれと思っていると、また出血があり、まだ続くのかなと思っていたら色が以前とは違い、実はそれが生理の再開だったという人もいます。

その他にも、生理の兆候として最初は生理のようなおりもののようなものがしばらく出てくるということもあります。

よく生理前にはお腹が痛くなるという人がいますよね。

しかし、産後初めての生理の場合というのは無排卵という場合もあり、そんな時には前兆がなく急に始まるので驚くということもあります。

生理が始まったのにまた止まってしまうママとは？

ただ、生理が始まったのにまた止まってしまったというママは、

• 再び妊娠の可能性。
• 授乳を続けていることによってまた生理が止まってしまう。

ということも考えられるので注意が必要です。

産後の生理痛はひどいの？

ほとんどの人は、出産後の生理というのは出産前よりも軽くなるといわれています。

しかし、中には出産後よりも生理痛がひどくなりつらい思いをしている人もいるようです。

もともと生理痛の痛みというのは人それぞれですが、なぜ出産後の生理痛の痛みまで変わってきてしまうのでしょうか。

出産後の生理痛の痛みの違いの理由と原因！

実は出産後の生理痛の痛みの違いにはいくつかの原因が考えられています。

ストレス

まず一つ目がストレスが溜まっていることです。

出産後はなれない育児や家事などでストレスをため込んでしまうママが多いですよね。

この時にホルモンバランスが崩れてしまい、生理痛がひどくなると考えられます。

骨盤のゆがみ

次に、骨盤のゆがみが考えられます。

ママは出産をすると骨盤が広がってしまい、本来なら体自身が自然と元に戻るように働きます。

しかし、骨盤がゆがんでしまっていると、なかなか元に戻らずに体形が崩れてしまうという人も少なくありません。

そして、この骨盤のゆがみがおなかを圧迫して生理痛をひどくしてしまうと考えられるのです。

このように、もしも出産後に再開した生理痛が以前よりもひどくなってしまっている場合にはいくつかの理由があるのです。

まとめ

出産後、赤ちゃんのお世話が大変なのにまた生理が再開するとなるとさらに面倒ですよね。

しかし、なかなか生理が再開しないと逆に不安になってしまうこともあります。

生理の再開は人それぞれですが、ほとんどが授乳の回数によって違うといわれています。

もしも生理がなかなか再開しない場合でも、卒乳後ご２～３か月くらいは様子を見てみましょう。

そして気になる生理痛も、産後は妊娠前よりも軽くなるパターンが多いようです。

どちらにしても、生理や生理痛に異常が感じられる場合には一度産院を受診することをお勧めします。